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幸せな未来とシンクロする道は必ずあります
不安な気持ちを抱いたまま毎日を過ごしていませんか。失った物が大きくて絶望を感じていませんか。試練の中だからこそ、見つけられるものが必ずあります。むしろ試練は天からのプレゼントなのです。私もそれに気づくのに時間がかかりました。霊感や憑依体質のお陰で、失った物も多いし、未来が全く見えない時もありました。 だからこそ、自分の進む道がここにしかないと気付きました。それから必死で勉強し、私を支える守護の力も感じることが出来ました。必要に応じてタロットなど数種類のカードからメッセージをお伝えします。未来や状況をお伝えするだけではなく、あなたが癒され、安心できるための霊的なカウンセリングと、現実的な対応の両方をお伝えしていきます。
重要な「きづき」を与えて下さるあたたかみ溢れる先生
霊感タロットを使い、より深く素早い鑑定をして下さいます。人生経験豊富な先生で不倫や復縁、夫婦問題、会社での人間関係などのご相談を得意としており、表面的な問題だけでなく、根本的な問題を解決できるよう、アドバイスして下さいます。重要な「きづき」を与えて下さるあたたかみ溢れる先生です。
2018年10月 ハロウィン特別コラム
近年、毎年10月31日に行なわれる、ハロウィン行事が日本でも定着してきましたね。
カミールVOIPのコラムでは、ハロウィンを楽しんで貰うための雑学的知識
としてジャック・オー・ランタン[悪魔のような顔を彫った、かぼちゃの提灯]のエピソードをお話ししたいと思います。
昔々、アイルランドのとある村に、スティンギー・ジャック(Stingy Jack:「お金にケチな」ジャックという意味)という男がいました。
ジャックは、酒好きで口先上手に嘘をつき、人を騙すことで地元では悪い評判が立っていた人物でした。
アイルランドで生活するケルト系の住民は、新年の始まりを11月1日として
いました。
一日の始まりを、彼らは日没とみなしていましたので、10月31日の夜に、秋の収穫に感謝し、新年を祝いました。この夜は、年に一度だけ、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、あの世とこの世の間で自由に行き来することができると信じていました。
ある年のハロウィンの夜に、ジャックは彼の地元のパブで、霊界から来た悪魔とばったり出会いました。ジャックは、相手が悪魔だと分かったので、「あなたに私の魂をあげます。だから最後に私に飲み物をおごってくださいよ」と言葉巧みに、悪魔を騙します。
悪魔はバーテンダーに酒代を支払うためのコインに化けました。
その後ジャックは、支払いをせずに、すぐにコインを握りしめ、自分の服のポケットに入れてしまいます。
このポケットには、彼が携帯していた銀の十字架が入っていました。
悪魔は十字架を恐れるため、十字架が傍にあると、何もできなくなってしまいます。
したがって、悪魔は自分自身を元の姿に戻ることができず、ジャックに拘束
されてしまいました。
自由になりたい悪魔は、向こう10年間、ジャックの魂を要求しないという契約を結びました。
そしてジャックは悪魔を解放しました。
それから10年後、その契約が切れた時に、悪魔はジャックの魂を今度こそ奪うために再び彼の前に現れました。
2回目に二人が出会ったのは、パブでは無く、村の道端でした。
ちょうど、リンゴの木が傍にあったので、ジャックは「魂を奪われる前に、リ
ンゴが食べたいので、その木からリンゴを取ってください」と頼みました。
今度こそ魂を取れると思った悪魔は、彼の願いを聞き、リンゴの木に登りました。木に登ったと見るやすぐに、ジャックは木の幹の周りに十字架を置き、また悪魔を閉じ込めたのです。
この時、ジャックは彼が最終的に死んだときに彼の魂を悪魔が取らないことを約束させました。そして、木から降ろしてあげたのでした。
ジャックはその約束の数年後に死亡しました。
彼は天国に行こうとしましたが、飲酒と悪い行いのために、天国の門をくぐることが許されませんでした。
ジャックは地獄も行ってみましたが、悪魔との2回目の約束のため、地獄にも
入れて貰えませんでした。
「どこに行けば良いんだよ?」とジャックが尋ねると、「来たところに帰りな!」と悪魔に言われてしまいます。
戻る道は、風が強く、非常に暗かったので、ジャックは悪魔に灯りが欲しいと
訴えました。悪魔は、ジャックに地獄の火を分け与えてあげました。
ジャックはその火が消えてしまわないように、野菜のカブをくりぬいて、提灯(ちょうちん)にしました。これが、ジャック・オー・ランタンの始まりだと
言われています。
ジャックは、この日から、ランタンを持ってあの世とこの世の間をさまよい歩き続けていると言われています。
アイルランドの民話に残っている、スティンギー・ジャックの物語は、上に
書いたような筋書きのストーリー展開ですが、口伝えの物語のため、
細かい部分が異なる(例えば、2回目に悪魔が登った木に十字架をナイフで刻んだ、など)バリエーションがたくさんあります。
ジャック・オー・ランタンは、アイルランドでは身近にたくさんあるカブで、
最初は作られていました。
しかし、1840年代に飢饉のために移住を余儀なくされた、アイルランド系移民たちが、この物語をアメリカで広めた時に、地元で秋の収穫期に大量に取れる、皮がオレンジ色のかぼちゃ(ペポカボチャ)を使って作るようになったと言われています。
その風習が、近年の日本にも伝わって、あの「かぼちゃの提灯」イメージができています。
年に1度のハロウィンの日だけ、悪魔がこの世に現れて、パブで出会えたりする物語が作られたことは、あの世とこの世が隣りあわせで行き来自由なものだと考えていたことのあかしです。
また、詐欺師のジャックという人間に、「魂をあげるから」と嘘をつかれて2回も騙された上、死後に「地獄に入れて欲しい」と尋ねてきたのを、「魂を取らない約束をしたから」と断ったけれど、結局は彼がこの世に帰る時に困らないように、灯りを渡してあげるという、ケルトの悪魔は異界の怖い精霊なのに、情がとても厚く、人間に優しいことに驚きます。
アイルランドに伝わっていた、ケルト系の人々の信仰とその世界観が、善悪を
きっちり分ける日本人とは違うので、とても面白いと思いませんか?
ジャック・オー・ランタンは、ハロウィンの仮装と同じように、魔除けの意味合いで語られることが多いのです。
でも私はどちらかというと、ケルトの信仰の世界の中で、あの世とこの世が
繋がる、ハロウィンという日そのもののシンボルのように考えています。
あの世とこの世が繋がるからこそ、ランタンを持った、さまようジャックの姿が、私たちに見える?ようになる日なので。
今年のハロウィンも、皆様にとって、親しい仲間たちやご家族と過ごし、
思い出深く楽しい一日になりますように。
ウラナHP上にも、ハロウィンコラムを紹介していますので、ごらんください。